まずは文字表示領域の話からはじめよう。 新章突入です。これまでの話を踏まえて書いていますので、よくわからんところあるな?という場合は前の章の1話からご覧ください(↓こちらから) niszet.hatenablog.com なんの話? 今回は、キャラクタLCDで文字をス…
ようやく文字列がスクロールします これまでのあらすじ 過去4回、約1万1千字を費やして、CGRAMに文字の字形データを入れればどのように表示されるかというレベルまで見てきました。 一旦の区切りとして、今回は文字をスクロールさせるための話です。 前回の…
CGRAMの中身の話だよ。 データシートの図をコピペすればよいのではと思うこともあるけども、横着してDS読みに行かない人が出たらどうしようと考えてしまって出来ていないniszetですこんにちは。 さて、このお話も4回目、折り返しです(まだ折り返しか…) 前…
ようやくハードウェアの階層まで降りてこれそう。 前回の記事 niszet.hatenablog.com ある程度背景を説明したので、ようやくハードウェアレベルの話が始められそうです。 が、その前に…。 まえがき(いまさら?) 本シリーズの内容はPLCD1602以外にも当ては…
フォント/字形周りの話です。 前回の記事 niszet.hatenablog.com HWの話を先に書こうと思ったのですが、ちょっと書き出したら深みにはまって初見だと難しい話になってきたので、先にフォント/字形周りの話をします。HWの話も次回以降に。 とりあえず難しいこ…
Twitterに載せたやつね 先日、Twitterで動画を公開したコレ↓について簡単に解説を書こうかなという日記。仕組みが分かってる人には面白いのだけど、そうじゃないとよくわからないよねということで。 動画upは初なので上手く行くのかわからん…。ここ数日の成…
今更の告知。 年明けくらいだったか、Boothの自宅から発送で送るのでも問題なく送れることに気づいた?ので、対応しました。 ただ、倉庫から発送でウォッチしていた方には通知が行かないと思うのでどうしたものか…。ということで今更ながら告知です。 こちら…
まずは過去issueを検索しろって言うよね。それね。 Pandoc はstack testでテストが一式走るので、手元でFAILが出ないことを確認してからcommitします(当たり前だ…) が、test時のlogを見るとこんなメッセージが。 Error: Circular defaults file reference …
書いてなかったので そんなわけで、明日から?放送大学で専科履修生としてやっていきます。 やっていきますと言ってもどうやっていくのかまだよくわかってない気がするけども…。 色々あり、情報系の大学院に社会人大学院生として入ろうと思っていた時期があ…
PRは出した。 元になるissueはこれ。 github.com これによると、ODTを入力ファイルとしたときにtabが全部無視されてしまうということでした。 コードを読んで対応する場所がわかったのでいじってたら出来たのでPRを出しました。 github.com 年度末なので(な…
マージされたら褒めてくれ。 issueはこれ。 github.com そういえば、テンプレートから反映されないなコレ…ってことでここ2-3日うにょうにょHaskell書いてPRを投げました。 github.com さてどうなるかなー… 今回のことでまた理解が深まったので、ODT形式の方…
いらん知識な気はするが…。 現在、Pandocの脚注の区切り線をテンプレートから持ってこれるように更新をしています。それをどこまでやればよいのかを検討するために調べていたら思った以上に色々設定できることが分かったのでメモを残しておきます。 脚注の区…
一応書いておく ちょっと前のissueですが、Pandocでテンプレートを出力する--print-default-data-fileを使う際に pandoc --print-default-data-file reference.docx > custom-reference.docxで出力するとファイルが壊れることがあります(下記issue) github…
収録している(?)絵文字の数が格段に増えてました 以前Pandocのemojiについて調べていた時は、Pandoc本体に取り込まれていて対応する文字の数も少なかったのですが、下記のcommitで外部のパッケージに切り出されていたようです。 github.com そのライブラ…
...と思う。 Pandocのバージョンは2.11.4です。いつの間にこんなにバージョン上がってるの…。 久々にPandocのissueでも見るかーって見た一個目がこれだったので、これをやることにした。 github.com Wordの脚注の線と脚注の文字の間のスペースを詰めたいとい…
なんでしょうね ちょっとkuniezuパッケージを試してみたかったんですが、 github.com 内部で使ってるparzerパッケージがエラー吐いて止まる(Win、32bit版)か止まってしまって処理が返ってこない(Win, 64bit版)という挙動をしていました。 再現できるコー…
絶対忘れるのでメモ。 Ubuntu18の方で普通にRをインストールするとR3.xが入ってしまうので、Ubuntu20.04LTSに移行しようとした。 で、Rを入れた後にRStudioをこのページに書かれているコマンドで入れようとしたのだが、 rstudio.com 以下のようなエラーが出…
固定文字長フォーマットの読み込み。 各日のページからデータを読み込むことが出来たので不要になったが、これが出来ないと思っていたので過去の震源データを下記から入手して確認しようとしていた。 www.data.jma.go.jp 欲しい年を選択すると、例えば2016年…
robots.txt とかも自分で一度は目を通しておこうね。 さて、以前の日記で気象庁の各日の震源データが消えていると思ったら見つかりました~ってのを書きました。 niszet.hatenablog.com 今回はそのページからデータを取ってくる作業をします。手作業でも良い…
2021年内にある程度出来るようにしたいものの1つ 防災意識を高める 昨年末、ふと防災情報について気になり、自衛隊防災BOOKを買ってパラパラと読んでみた。 magazineworld.jp magazineworld.jp まだ読み終わっていないが、日本に住んでいる以上は自然災害で…
やっていたのだが… 背景 去年からGISに興味が出てひそかに勉強しているのだが、手元に岩波データサイエンスシリーズのvol.4があることを思い出し、これもやってみるか…と年始に読んでみて、Rのコードが公開されていることが分かったので試してみようと思った…
遅刻です。 この記事はPandoc Advent Calendar 2020の19日目の記事です。 adventar.org 今回はPandocの情報収集、どうやっていく?というお話です。あんまりまとまりのない記事になりますが…。 マニュアル類 まずは基本から。他のソフトウェアと同様に、まず…
e-Statの使い方、Japan.R 2020の動画が一番わかりやすいのでは? さて、先日のJapan.Rでは私もLTを行いましたが、前半の方でスペシャルゲストとして独立行政法人統計センターの西村さんが「政府統計の総合窓口(e-Stat)の概要」というタイトルでe-Statの使い…
あっさりした内容で申し訳ない…。 12/5のJapan.R 2020で"日本Pandocユーザー会の紹介" というタイトルでLTしてきました。 connpassのページはこちらに、 japanr.connpass.com 資料はこちらにあります。 niszet.github.io 今回は特に変態芸(?)もなく普通に…
久々に色々落ち着いた ということで、中の人がここ1か月ほど引っ越しでバタバタしていました。結局時間もお金も結構かかったけども、とりあえず生活を移行できたのは幸いですね。 ということで、色々止めていたものを再開して行こうと思います。頑張らなくて…
コード読んだけどまだよくわかってない。 HRはそもそもBlock要素なんですが、ParaなどのBlock要素は正しくBlockQuote中に取り込まれるので、段落要素であることが原因ではないとはわかっていますが、コード見てもまだよくわかってません。docx形式で出力する…
先人がいるのはありがたいことです。 asciidoc/asciidoctor形式の出力ファイルを見るために、指定したツールで正しくレンダリングされるかどうかが判断基準になるため、環境を作っていました。以下はメモ。 環境そのものは下記のブログの記事を参考に入れま…
そういえばそんなこともあったわね…。 先の記事に書いた通り、Pandocは拡張子を見ているんですが、asciidoctorにはならないようです。 しかし、この形式たちは内部で差異があり、出力ファイルの文法が異なるので注意です。ていうかasciidoctorの方が標準でい…
でも明示されていなくない? いつものことデスね…。 対応するコードはここにあります。 github.com で、変換対応を抜粋。以下が対応関係になっています。なお、docとpdfの拡張子はサポート外なので、エラーとなります。また、--toや--fromを指定していればそ…
一応書いておこうかなと。 ずっとリリース待ってたんですが、(日本時間の)深夜になるとは読みが浅かったけど、リリース直後に反応できたので、ヨシ! 今回の一番大きな変更は、citeprocのPandoc内部への取り込みでしょう。今まではフィルタで動いていたも…