niszetの日記

細かい情報を載せていくブログ

Pandoc

indented codeに行番号をつける

偶然見つけたので書いておく。 atusyさんのこの記事に関連して。 blog.atusy.net Rのchunk内ではattributesを渡せない…? 前回書いた内容はMarkdownのfenced codeなどのcode系の記法が行番号を扱えるかどうか?の確認であって、Rのコードブロックで取り扱え…

(Pandoc) inline_code_attributes option

またPandocの話。 すっかり忘れていたが、inlineのcode chunkであってもattributesを付与できる。 `plot()`{.r #hogge} こんな感じに。Verbatim(Pandoc native的にはCode)扱いなのであるが、.rのように言語指定しておけば、highlight: tangoなどでハイライ…

Pandoc 2.7.2 に同梱されているLuaのバージョンの確認

簡単に書けるものなら色々作れそう。 さて、PandocのLuaフィルタについて少しずつ調べているのですが、簡単なものであればもう書けそうなので順次書いていく。 たとえば以下のような関数を作ってLuaフィルタとして使用する。 function Str(elem) if elem.tex…

PandocのLuaフィルターを書いてみる

Luaの文法がまだ覚えきれていないのでまずはそっちを固めるべき ひとまず、公式のマニュアルを読んだ。 pandoc.org 例はココにあるらしいが、まだ読んでいない。 github.com また、通常のフィルターも少しだけ目を通したが、フィルタの実行環境を持っていな…

「Rmarkdown でチャンクとその出力に行番号を付ける」をもうちょっと見てみる

自分でも理解するために。 さて、RMarkdownでコードを埋め込んだ際、行番号をいれたいという要求がありますね。Atusyさんの下記のブログのようにするとHTMLとPDF形式は対応できるようです。良かったよかった。 blog.atusy.net 補足をする。 先のページではhi…

(メモ)Pandocのsyntax highlighting

前書いたかもしれないけど。 とりあえず、出力の例はここで確認できる。 www.garrickadenbuie.com 詳しくはマニュアルを読むのが良い。何事も。 pandoc.org さて、RStudioで使用しているPandocがどのhighlightのスタイル?を利用できるかは以下のようにして…

(メモ)R Markdownのhtmlのテンプレートに埋め込まれている変数とか

もう少しあるかも。 html_documentの説明はあれど、テンプレート中にどういう変数が使われているのかってあまり解説がなく、テンプレートのなかを見てみるしかないんですよね。結局、Pandocに変数を渡してあげて、Template側がそれを受け取れれば何でも出来…

Pandoc2.7.2がリリースされた…

ちくしょう!なんてこった!やり直しだ…! ということはしないのですが、入稿直前に更新が入るのはあまりうれしくないですね。 github.com 正直、本の方で更新内容に触れることは難しいのでこちらでさらっと見てみます。 Markdown reader: fenced div takes …

Pandoc 2.5 の Text.Pandoc.Writers.Docx の仕様変更箇所

とても今更ですが。 どこのOSSもそうだとは思いますが、仕様の全容はREADME/Manualではつかめず、更新履歴を追っかけていく必要がある場合がありますね。 pandoc.org 以下引用。 Fix bookmarks to headers with long titles (#5091). Word has a 40 characte…

(OOXML) 行番号 (メモ)

今日もunzipして整形の日…。 Wordには行番号を振るという、いつ使うのかわからない機能がある。これはSection毎に振られるようで、w:sectPrの中に書かれているw:lnNumTypeが対応するようだ。行番号を振らない場合はこの行が存在しない。 <w:sectPr w:rsidR="000A7504" w:rsidSect="005518E1"> <w:pgSz w:w="11906" w:h="16838"/> </w:pgsz></w:sectpr>

(OOXML) ドロップキャップ (メモ)

そもそもそんな機能があったのね 本文のはじめの文字を大きな文字にして表示することをドロップキャップというのですね。Wordでもこの機能があり、これを例のようにooxml部分を抜き出すとこんな感じだった。 <w:p w:rsidR="00703FE7" w:rsidRPr="00703FE7" w:rsidRDefault="00703FE7" w:rsidP="00703FE7"> <w:pPr> <w:keepNext/> </w:keepnext/></w:ppr></w:p>

(OOXML) 囲み文字(メモ)

いつもの。 <w:bookmarkStart w:id="0" w:name="_GoBack"/> <w:p w:rsidR="00C73A63" w:rsidRDefault="00C73A63"> <w:r> <w:fldChar w:fldCharType="begin"/> </w:r> <w:r> <w:instrText xml:space="preserve"> </w:instrText> </w:r> <w:r> <w:rPr> <w:rFonts w:hint="eastAsia"/> </w:rPr> <w:instrText>eq \o\ac(</w:instrtext></w:r></w:p></w:bookmarkstart>

(OOXML) 囲み線(メモ)

いつもの。 抜き出してみた。 <w:p w:rsidR="00C73A63" w:rsidRPr="00C73A63" w:rsidRDefault="00C73A63"> <w:pPr> <w:rPr> <w:bdr w:val="single" w:sz="4" w:space="0" w:color="auto"/> </w:rPr> </w:pPr> <w:r w:rsidRPr="00C73A63"> <w:rPr> <w:rFonts w:hint="eastAsia"/> </w:rfonts></w:rpr></w:r></w:p>

(OOXML) 蛍光ペンの色(メモ)

いつもの。 抜き出してみる。highlightで指定しているようだ。 <w:p w:rsidR="00C73A63" w:rsidRDefault="00C73A63"> <w:r w:rsidRPr="00C73A63"> <w:rPr> <w:rFonts w:hint="eastAsia"/> <w:highlight w:val="yellow"/> </w:rPr> <w:t>い</w:t> </w:r> </w:p> rFontsのhintってやっぱり必要なんだろうか。optionalで指定するにしても、毎回やるのは面倒くさいのではという気持ち…。rmd2docxsupでどう実装す…

(OOXML) 文字の網かけ(メモ)

必要最小限の構成が分からん…。 ひとまずいつものように書いてunzipして抜き出してみるとこんな感じ。 <w:p w:rsidR="00360B6D" w:rsidRPr="00E40D32" w:rsidRDefault="00360B6D"> <w:pPr> <w:rPr> <w:shd w:val="pct15" w:color="auto" w:fill="FFFFFF"/> </w:rPr> </w:pPr> <w:r w:rsidRPr="00E40D32"> <w:rPr> <w:rFonts w:hint="eastAsia"/> </w:rfonts></w:rpr></w:r></w:p>

(OOXML) ルビ周りのメモ

OOXMLは仕様が良く分からないので掘り下げていく… さて、RMarkdownからWord文書を作るにあたって、まだ色々とWordの機能を使いこなせていませんでした。今年はOOXMLの要素を少しずつ解読していこうと思っています。とりあえずルビから。 適当にWord上でルビ…

(Pandoc) Pandoc ASTを出力して中身を確認していく(1回目)

そもそも始めに全ての記法を含んだファイルがあればよいと思うのよね… ということで、以前宣言だけしていたコレをやっていきます。 niszet.hatenablog.com PandocのPATHが通っている場所で(あるいはPandocの絶対パスを指定して)下記のように実行してみます…

日本Pandocユーザ会に入りました

ちょっと前から加入していましたが… 先日の、技術書典で日本Pandocユーザ会の会長の藤原さんとつながり、日本Pandocユーザ会に興味があるんですと伝えたらSlackに招待していただきました。ので、これで私も日本Pandocユーザ会の会員のはず。 ユーザーガイド…

(R) RのinlineのコードチャンクをR Markdown中で表示させる方法

Rのコードを表示させたいという人だけが必要とする情報・・・ こちらの記事にありました。 rviews.rstudio.com こんな感じに書けばよいわけですね。 `` `r "\u0060r rmd2docxsup::newpage()\u0060"` `` これで、コード例として示せるようになりました。 gith…

R MarkdownからWord文書を作る話の追加補足がatusyさんによって行われている話

ありがたい… 先日のTokyoRでわざわざやってくるということをお聞きして、これは同人誌渡すしかないな…ということでお渡ししたのでした。 で、なんと2つも記事が。 PlantUMLの話 これは私はNode.jsを実行することでごまかしたのですが、どうも私の環境ではJav…

R MarkdownでPandocからdocxを作成をする際にsvgを取り込むのは現状難しそう。

調べたことのまとめ Pandocユーザー会の方でWordにsvgを入れたいといった話があったのでR Markdownなら出来ないだろうかと思って調べた結果。現時点では難しい(Pandoc側の問題で)ので、対策を考える必要がある。 R Markdown側でsvgを作成する方法 これは下…

Pandoc本体を理解する前に出力されたASTを見ていく。

そういえば先日の技術書典でお話聞いたな…。 そんなわけで、PandocからASTのPandoc Nativeの形式のものを吐き出してどのように変換されているのかを見ています。 Pandoc - Pandoc filters はじめからこうすればよかった感があるものの、これはHaskellについ…

Haskellの勉強を始めた

すべてはPandocの理解のために… 実際に書けるようになる必要はあまりなくて、Haskellで書かれたPandocの挙動をそのソースから理解できるようにしようというのがモチベーションです。なので、Pandoc中で使われていない記述などは特に学ばなくていいかなと思っ…

(メモ) ドキュメント楽に作りたいのでMarkdown Preview Enhancedを使い始めた

Atom + Markdown Preview Enhanced で対応できることは対応する。 今までAtomでMarkdownを書くときはMarkdown Preview Plusを使っていたのですが、Markdown Preview Enhancedというパッケージがあったのですね。 shd101wyy.github.io VSCodeの方も試してみま…