といっても、そっちもまだ不十分かなぁと思っているが・・・
ちょっとZoteroがどのくらい使えるものかを調べ中です。その中でもWord向けの機能を中心に。
とりあえず、導入するのに難しいところはなかった。Windows以外の環境は知らないが・・・。
そして、Wordの場合の引用文献の管理方法も把握した。管理が出来なくはないが、Zoteroと互換性がないし、変換する機能も公式にはなさそう。スタイルを変換するのも本当にしんどそうということで、この路線(Wordが持っている引用文献管理機能を使っての管理)はナシの方向になった。
また、Pandocを使うとWordに生成されるのは引用文献のスタイルが適用された普通の文字列になるが、上記のWordの文献管理機能なりZoteroプラグインで入る参考文献情報はWordのフィールドを使っている。もちろんそれを潰して地の文にすることも可能であるが。
Zoteroで作った文献情報が埋め込まれたWordからその情報をPandocで「これは引用文献の情報である」として取り出すことは可能。docx -> md の方向へだけで、md -> docx はPandocではサポートしない(Zoteroのプラグインで手挿入するか、後述のBBTを使うかになると思う)
また、WordのZoteroプラグインは単に外部コマンドを実行しているだけなので、このVBAを読み解いても特に意味はなかった。逆にこの部分はZotero側の内部処理が変わっても残るので、このアドインが腐るリスクは少なそうと言える。
Zoteroのアドインで使うこと自体はそれほど困ってないが(たまにこれどうやって指定するのやみたいなのはある)、マニュアルが結構しっかりあるので大丈夫な気がする。ハマったらissue返す。
ということが昨日わかった。しかし、引用文献の部分を手でやるのは大変なので、じゃあLuaフィルタでも書こうかと思ったらこの部分はBBTが既に持っていたようである。Zotero Better Bibtex。これはZotero(アプリ)のプラグインで、オンラインのZoteroの登録をしなくても使用可能であった。
変換についてはこの辺りの情報となる。
しかしここに結構ハマったので別途記事にする。
以上、現時点の調査から、Wordの引用文献についてはWord自身がもつ機能を活用するよりは、Zoteroの機能を使用して管理した方がよい(Zoteroでの管理を元に、Wordに反映するという形で)とひとまず判断することにした。
個人的には依存するものは出来るだけ減らしたいのであるが、まぁ足りないものは補うしかないので仕方なし。
次からはBBTのハマりどころなどを書いていく。結構あるので大変だが、確実に忘れるので記録は必ず必要、のはず。やっていきます。