パッケージ内の関数が結構あるので、細かい設定の使いこなしが必要かもしれない。
diffobj
パッケージはRのオブジェクトやファイル、csv(これもファイルだけど)などをViewer Paneに差分表示してくれるパッケージです。差分表示はカラフルに表示されるdiffなので、見やすいし、この表示の仕方についてもカスタマイズできるようである。
実際に使ってみる。READMEやvignettesを読んだほうが情報量は多い。
str()
の結果の差分を表示するならdiffStr()
を使う。
library(diffobj) diffStr(lm(Sepal.Length~Sepal.Width, iris), lm(Petal.Length~Petal.Width, iris))
結果の差分を表示するならdiffObj()
でよい。この場合引数に与えたオブジェクト(変数)は評価後のものの差分をとるようだが。
diffObj(lm(Sepal.Length~Sepal.Width, iris), lm(Petal.Length~Petal.Width, iris))
ここで、関数をcallせずに(関数名のあとに()をつけずに)diffObj()
に与えると、
diffObj(lm, glm)
このようになんとソースコードの差分を表示してくれる。これで自分で作ってしまった「大体同じなんだけど、ちょっと用途が違うのでコピペしてちょっと変えて作ってしまった、大量のへぼい関数」を比較して統一していくことが容易になりますね。個人的にはこれが結構役に立ちそうな気がする。
そんなわけで、diffobj
パッケージを使うと、簡単にしかもカラフルにわかりやすく差分表示ができる、ということでした。
まだほかにも関数や設定があるので、help読んだりvignetteを読んで使いこなしが必要そうですが。。。
Enjoy!!