niszetの日記

細かい情報を載せていくブログ

(R) RStudio上でのViewの結果の表示のさせ方、変わりました? (+追記修正)(メモ)

v1.1からの機能ということです。

なんと、今回のHijiyamaRのオープニングで説明があったとのこと…。 資料が公開されたら参照先として追加します(たぶんまだのはず)

実は色々あって開始15分くらい遅刻してしまいました。それらHijiyamaR Finalの感想についてはいずれ。

また、RStudio v1.1の新機能については下記のkazutanさんのブログにまとまっています。 kazutan.github.io

簡単で実用的?な例。

View関数はRStudio上で(に限らないですが)データを表示する際によく使う関数ですが、RStudio上での表示のさせ方が便利だなと思ったので(どうでも良いですが、utilsの中に入ってるんですね、この関数)

たとえば、このようなコードを実行する

View(ggplot())

するとこんな表示に!

f:id:niszet:20171127195550p:plain

…以前からなりましたっけ?まぁ、今あって、便利に使えることが大事…。

Typeで型(classかな)、Valueにその値が表示されるのもポイント高いですね…。

これのさらに良い点は、図の右の方に白いアイコンが出ていますが、これをクリックするとその行のデータを選択するためのコードがコンソール上に書かれるという点です。 上図の場合、

ggplot()[["theme"]]

がコンソール上に書かれます。

また、対象の行がdata.frameの場合、そのデータをView()するためのアイコンが、コンソールにコマンドを表示するアイコンの左に出てきます。data.frameをlist(あとはS3 classとか)の要素に持っている場合などに便利な気がします。

具体的な使いどころ

上記の例もggplot2パッケージの出力を見ていましたが、kazutanさんの下記の記事、

ggplotのオブジェクトから眺めてみる

を意識しています。strでも追えるのですが、階層構造が複雑になってくるとやっぱりしんどいものがあるので、View()で簡単に表示・選択できることは特に初心者にはありがたい機能だと思います。

なお、上記

RStudio.Version()
# $citation
# 
# To cite RStudio in publications use:
# 
#   RStudio Team (2016). RStudio: Integrated Development for R. RStudio, Inc., Boston,
#   MA URL http://www.rstudio.com/.
# 
# A BibTeX entry for LaTeX users is
# 
#   @Manual{,
#     title = {RStudio: Integrated Development Environment for R},
#     author = {{RStudio Team}},
#     organization = {RStudio, Inc.},
#     address = {Boston, MA},
#     year = {2016},
#     url = {http://www.rstudio.com/},
#   }
# 
# 
# $mode
# [1] "desktop"
#  
#  $version
#  [1] ‘1.1.383’

の環境のRStudioを使用しています。

Enjoy!!