niszetの日記

細かい情報を載せていくブログ

(Pandoc)画像のファイルパスを絶対パスにする(仮)

Pandoc 2.7.4になったらもう少し色々出来る…。

Rのslackで書いたやつです。単純に相対パスで書かれたものを絶対パスに書き直すだけであれば、下記のようなLua filterでいけます。ただし、windows環境だとC:\は/はじまりじゃないので/がついてしまいますね。pandoc.systemが組み込まれる、Pandocの次のリリースをお待ちください…。あと、現在の実行dirを起点にして…というのも次のリリースからの対応になります。Lua filterは未来の技術なのです。

function Image(image)
  
  if string.match(image.src, "^[^/]") then
      image.src = "/" .. image.src
  end
  
  return(image)
  
end

これを応用して、特定のpath下にあるように書く("/"の部分を書き換えればいい)とか、色々応用は出来ると思います。

RStudio同梱のPandocでタスクリストが出来ない件

復活させてもらおうかしらん?

Pandocはバージョン2.6からtask_listsオプションが使えます。

pandoc.org

それ以前はnozmaさんの記事のようにLua filterを使用して対応していました。

qiita.com

なのですが、本家で対応できたからいいよねということで?Lua filterのリポジトリからこのコミットで削除されてしまいました。

github.com

問題はRStudio公式のバイナリを使用してる場合で、同梱されているPandocのバージョンが低いものになっています。そのため、Pandocの機能としても使えず、Lua filterもない…という状態になるのですが、削除されたコミットの1つ前に含まれているので、コミットを指定してファイルを持ってくれば使うことが出来ますね。

適当なディレクトリを作成して、

git clone  https://github.com/pandoc/lua-filters.git
cd lua-filters
git reset --hard a5f7f81da46308ddfbe7dba3793eff5aa29950da

でtask-listというディレクトリが出てくるはずです。使い方はそのディレクトリ内のREADME.mdを参照してください。

技書博に行ってきた(一般参加)

フルネームだと第1回 技術書同人誌博覧会になるらしい。

そんなわけで行ってきました。当日に予定が入る可能性があったり、TokyoRと被っていてどうするか…ってなりましたが、技術同人誌クラスタ?的には行っておくべき、ということで。

技術書同人誌博覧会

私はギリギリまで参加が不明だったので、14時からの枠、残り3枚の時点で予約を確定しました。

チケットによる入場制限は良いと思うのですが、この登録がちょっと面倒臭いなぁという感じでしたね。新規にアカウント作ったりとか色々…。

募集の段階でITエンジニアの~という文言があったので、そういうことに抵抗ない層が客層なのだとは思いますが(解放される15時からの枠で入れば多分予約不要だとは思うけど、さて…)

充実のノベルティ

入場時、QRコードを見せて首からかける参加証をもらいます。そのあと、手荷物検査があり、その後イベントの冊子や水、うちわなど色々とはいった袋をいただきました。入る前からお得感がありましたね。

会場はそれほど大きくはないものの、入場者数がよい塩梅だったので混雑等なく回れました。通路も十分広かった。ただ、出展者側のスペース(机の広さ)は比較的狭そうだったかな。まぁこれは他の面積を優先したら自動的にそうなるんだけども。

奥のゾーンは衝立があったけど、先が見えないのであれはどうなんだろうな…。技術書典と同じ魔境ゾーンなんだろうけども、行った時間もあってか、そこはほとんど混んでいなかった(結果論だねぇ)

一通り回って1時間半くらいで引き上げましたが、何人かの見知ったサークル主さんとは話をしたり(混雑していたブースでは避けた)、立ち読みして買えたので良かったかな。このくらいの規模感で、ある程度人が分散していくと良いなぁと思うので、ほかのイベントも色々と出てきてほしいですね。

ハードウェア系もちょっとあったので良かった。募集時はそのあたりが範囲内なのかよくわからなかったのよね。

ただ、最近は(大きなくくりでの)IT系の情報についていくのは自分には無理だなーということに気が付いたので、興味があってもちょっとずつ買い控えをする傾向に入りました…。積んでるのもたくさんありますしね…。

ということで今回は10冊ほどの購入でした。ぼちぼち読んでいきましょう。

Pandoc Night 2019に行ってきました(今更感想編)

懐かしい…。

5/20に都内某所で行われたPandoc Night 2019でLTしてきました。 connpassはこちら。

pandoc-jp.connpass.com

私の資料はこちらにあります。

niszet.github.io

また、私の資料も含めて当日のLT資料はこちらですべてリンクされています。

pandoc-jp.connpass.com

振り返り

いやー…当日は色々話したいことがありすぎてLT何それになってしまって申し訳ない…。 次回があればLuaフィルタ回りに特化して説明する感じにしようと思っています。Wordは辛いんだ…。

この時点の知識量よりも既にLuaフィルタ回りは理解度増えているので、次回はもうちょっと良い話が出来ると思います…。頑張ろう。

主催のsky_yさんやせとあずさん、K4さんと今回の発表者はガチ寄り?な人が多かったかもしれないですが、やってみた!とか「ここがわからんPandoc」みたいな内容でも是非是非LTしてみて欲しいですね~。是非~

しかし、Pandocをテーマとした回で10人を超える人が集まるのはすごいですよね。Pandocの話を熱く語っても(あんまり)引かれないというのは良いですね!2019年後半にもう一回あるか、それとも来年になるかはわかりませんが、次回の開催を心待ちにしております。

そして、布教のためにWord/PowerPoint本を2セットほどお配りしました。役に立ってくれるといいですけど…どうだろう。

いろいろとあったと思うのですが、やはり時間がたつと細かい部分の記憶が雑になってきますね。感想はイベント終わったらすぐ書くに限る…!!ということで、遅くなりましたがPandoc Night 2019の感想でした。

HaskellのIDEとしてVSCodeを使えるようにしたかった…(失敗)

エラーメッセージがとても不親切…。

下記の記事を見て、HaskellIDEにHIEを使えればと思って半日ほど見ていたのですがうまくいかなかった…

qiita.com

途中で

terminateProcess: permission denied (Permission denied)

って出て止まってしまうんですよねぇ…。なお、Windows版はC直下にディレクトリを切ってそこで作業せよってのがREADMEに書かれていますが、これをやってもダメでした。コード読んでみるか…(どこのパーミッションが要求されているのかわからない…

github.com

解決策がわかったら書いておこうと思います。というか誰か知ってる人いないかな…

(Pandoc) pandoc.systemはPandoc 2.7.3に入っていないのでは…(メモ)

以前のはソースからビルドしたからいた

この記事で pandoc.systemに言及しているのですが、

niszet.hatenablog.com

Pandoc2.7.3のバイナリにはpandoc.systemは含まれていないようです。Pandoc 2.7.4で入ると思うので待ちましょう。

このモジュールが入ればosやディレクトリの確認が出来るようになるので便利になります。osごとに処理を変えたいといったことが出来ますね(Luaフィルタでそこまでやるのか?っていう話はあるけど)

(Pandoc) 色々な脚注をいれられるようにする動き(Issue)

enhancement系のIssueは見ていると面白いが、動きがないものが多い

Bug fixは結構動き早いですね。そらそうか。

で、コレ。

github.com

最近急に動きが復活してきたのだが、Lua filterで順番に処理できるのか?という問題で多分できない、という話。

脚注がfootnote, endnoteなど色々な種類で実装できると面白そうですね。このIssueは個別にwatchするようにしました。

時間のある時に自分でもLua filterでwalkしたときの挙動をちゃんと見てみよう。