久々のお出かけ
土日はほとんど寝ている気がするので久々のお出かけです。と思ったけど先週技術書典行ってるじゃないか。久々の美術館ですね。
こちらに行ってまいりました。 kusama2017.jp
草間彌生さん
知っている人は知っている、知らない人は全然知らないみたいですね。水玉が印象的な前衛画家さんです。 もう88歳なのですね…。
混み具合
15時くらいに行きましたが、チケット結構並びます。30分程度。結構混んでいますが、入場制限等は特にありませんでした。いい感じの混み具合では。
内容
いやー圧巻でした。左右46枚、正面30枚、後ろを振りかえって10枚。わが永遠の魂シリーズを大広間で見るのは是非一度体験してほしいですね。 絵の内容については自分は特に何も言えない…美術はダメダメなのです。 やはり本物は違うなぁと思いながら、以下のことを考えていました。
- 4辺縁から内側に向かってヒダ状のものが中心に向かっていく構図。4辺以外も多々あり
それ以外の、辺から内側に伸びるパタンではないもの。
中央部に四角状のパタンがあるもの。
- このうち、半数程度は左側が下がっている(右上がり)の形。あとはおおむね水平。右側が下がっているものはなかった気がする
- 顔パタンにおかっぱな子が何か所か。草間さんもおかっぱ的髪型だから好きな髪型なのかしら
- 配置はインデックスとは別に、おそらくテーマか似た雰囲気のものを集めている気がする。
同じようなタイトルの絵がある。タイトルと合わせて見るとなんかわかった気がする。わからないけど。
途中、点やメッシュを見ていたら「疎密」という単語が頭をよぎり、以降は「ダミー生成パタンは現代の芸術作品」とかいう言葉が頭を巡ってしまってよくなかった。反省である。
ただ、点列が完全に均一でもないのに見ていて変な感じがしないのはすごいことだと思う。そして描く●が綺麗。この辺り、並の人間が真似したら火傷するんだろうな、と思いました。
幼少期の絵は結構暗いものが多く、NY渡米時はぶっ飛んだものが多く、かぼちゃは可愛かった。
わが永遠の~はキャンバスに一度前面に塗るらしい。その上で場合によってはさらに塗るケースもあるらしい。何点かそのパタンで描かれた絵を見ました。目とか、縁側を塗ってるのよ。綺麗にかけるなぁ…すごい。
色遣いが良いです。絶妙なんだろうな、あれは。
近くで見ると、点列の並びや絵の具の流れ、重なり具合、光の加減で陰影がつくのが楽しめるし、遠くから見ればそれぞれの絵の中の配置、全体の配置、空間など色々と見えて面白いです。よくわからないけどね。そうなっていることは気づくことが出来る。遠くで見ると疎密で波が見えるし、しかしそういう見方をしている人はいなかった気がするのでそうではないのかもしれない。単なるデバッグ脳か。
とまぁ、すごいのです。見に行くべきなのです。5月22日まで、火曜日は休館です。気を付けるのです。
まとめ
やはりエンジニアたるもの、たまには芸術を楽しむべきなのです。 次はミュシャ展に行こうと思います。GW明けになるのかな。